イヌホオズキ

イヌホオズキ

 イヌホオズキはナス科の植物です。
 背丈は20~60cm。葉は柄のある卵形で、縁に波型の鋸歯があることがある。
 花茎の先に数個の花を咲かせる。花は径1cmくらい。花弁ははじめ広がるが、最後は反り返る。花弁の色は白。雄蕊は黄色。
 径7mmくらいの実ははじめ緑だが、熟すと黒くなる。
 普通植物の花は茎の先端につくか、葉の付け根に花茎を出して咲くが、イヌホオズキは違う。たいていは葉のやや下に、直接茎に花茎を出して花をつける、ちょっと変わりものです。(ムラサキ科のハナイバナがやはり葉と葉の間の茎に花をつけます)
 
 深谷市でもあちこちで見かけます。野原や荒地、畑や道端など人間と着かず離れずの場所でよく見かけます。

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イヌホオズキ01葉の少し下の茎から花茎を出しているのがわかるでしょうか。


イヌホオズキ02実ははじめ緑色。


イヌホオズキ03熟すと黒くなる。


イヌホオズキ04


イヌホオズキ05