ニリンソウ

ニリンソウ

 ニリンソウはキンポウゲ科の早春の花です。
 地下茎で増えるため、しばしば大群落をつくります。
 背丈は低く、15~25㎝ほど、3枚輪生した葉の中から花茎を2~4たて、白い花を咲かせる。同じ茎から出た花は一度に咲かずに時間差で咲く。花弁と見えるものは実は額で、外側はややピンク色を帯びることが多いようです。花の径は2㎝ほど。背丈が低いので意外と大きく見えます。
 山里、或いは山麓に多く、山里の春の花の代表格です。葉は山菜として食べられますが、キンポウゲ科の他の種と間違われ(特にトリカブト)ることがありますので注意が必要です。
 
 深谷市ではおそらく鐘撞堂山の麓にしかないのではないかと思います。桜の咲くころ、鐘撞堂山の麓で探すと咲いているところに出会えるでしょう。スプリングエフェメラルの一つです。

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ニリンソウ01


ニリンソウ02ニリンソウの群落。


ニリンソウ03


ニリンソウ04


ニリンソウ05額片の外側はピンク色を帯びることが多い。


ニリンソウ06


ニリンソウ07