ハキダメギク

ハキダメギク

 ハキダメギクは熱帯アメリカ原産の帰化植物です。名にあるようにキク科の植物です。
 帰化植物にはこのように可哀そうな名を付けられたものが多いようです。植物に罪はないのに、といつも思います。
 背丈は10から40㎝。茎は何度も枝分かれして広がり、大きな株となることもあります。
 葉は対生。どことなくキク科の葉だな、と思わせます。
 花はキク科の多くがそうのように、舌状花と筒状花からなっています。舌状花は大体5個。深く3列した純白の可愛らしい花弁です。花が小さいので虫眼鏡でよく見てください。微笑まずにはいられない可愛らしさです。内側の筒状花は黄色。
 花期は長く4~10月。
 田畑の脇や道端、空地の隅などに生えています。
 
 深谷市でも普通種でどこでも見られます。明るい道端や畑の隅などをさがしてみましょう。是非虫眼鏡を持って行って、可愛らしい舌状花の花弁を見てください。

      クリックすると大きな画像
ハキダメギク01


ハキダメギク02


ハキダメギク03


ハキダメギク04