イヌタデ

イヌタデ

 イヌタデはその仲間の中では日常一番目にするタデ科の植物です。
 背丈は20~50cmくらい。枝分かれした茎の先端に赤い穂状花をつける。その花穂は2~5cmくらい。昔この花はアカマンマと呼ばれて、子供のままごとに使われた。
 花期は6~10月と長い。
 葉は広被針型で両端が尖っている。茎を巻くように筒状の托葉がある。
 マタデとも呼ばれるヤナギタデは葉に辛味があり、薬味として使われるが、このイヌタデはそれが無いために役に立たないという意味からイヌとつけられた。(イヌ好きの人にはひんしゅくをかいそうですが、私が言ったわけではありませんのであしからず)
 
 深谷市のどこでも見られます。野原や空き地、道端など小さな隙間にも生えています。

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イヌタデ01


イヌタデ02


イヌタデ03