ハナダイコン

ハナダイコン

 ハナダイコンはアブラナ科の植物です。沢山の名を持っていることで有名です。ハナダイコンの他にショカツサイ、オオアラセイトウ、ムラサキハナナ、シキンソウ。
 春早くから芽を出し、桜の咲くころにはぼちぼち花を咲かせ始めます。
 背丈は20~50㎝ほど。茎に互生する葉は少し茎を抱きます。茎の上部に数個から十数個の十字花を咲かせます。花の色はやさしい紫色。群生することが多く、その紫の広がりは見事です。
 原産は中国。江戸時代には栽培されていたという記録があるそうです。野生化したのは昭和に入ってからのようです。
 
 深谷市では四月に入るとすぐに花を咲かせ始め、中ごろには見事な群落を見せるようになります。市内いたるところで見られ、特に道端に多いようです。河川敷や鉄道の線路脇などでもよく見ます。植えてもいないハナダイコンが庭先に咲き乱れた。なんて事も多いようです。

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ハナダイコン01


ハナダイコン02


ハナダイコン03はなのアップです。


ハナダイコン04


ハナダイコン05群生すると見事です。


ハナダイコン06ハナダイコンと菜の花。