タチツボスミレ
タチツボスミレは有茎種のスミレです。枝をのばして大きな株になります。一番身近で沢山見ることのできるスミレです。
春先早くから咲き始め、その頃はまだ茎が枝分かれしていないので無茎種と見間違います。次第に枝を分けながら伸び、茎上に花を咲かせるようになりますので、花期も長いです。花の時期には、背丈は10~15㎝程ですが、花が終わった後にはもっと高く伸びます。花の色は薄桃色から紫まで変化が多いようです。花も結構大きな部類ではないでしょうか。
深谷市でも一番見られるスミレです。道脇や空き地、川の土手などいたるところで見ることができます。スミレを見たら、まずこのタチツボスミレと思っても90%は当たっているくらいです。
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このように群生することもよくあります。
スミレは閉鎖花をつけることが多いです。(閉鎖花とは花びらを展開することなく、蕾の様な形のまま自家受粉する花のことです。)
これはタチツボスミレの閉鎖花です。
閉鎖花でできた種です。