ネジバナ
ネジバナは一番身近に見られるラン科の花です。
幅５～１０mm、長さ５～２０㎝の細長い根生葉を数枚付け、その中からひょろりと花茎を伸ばします。花茎の高さは１０～３０㎝。その上半分くらいにし小さなピンクの花を多数横向きに付けます。花茎がねじれているために、花は螺旋状に並んでいます。螺旋は左巻きもあり右巻きもあります。花の一つを見ると確かにランの仲間なんだなと思います。
日当たりのよい、野原や裸地、田の畔や芝生の中などが好みです。
花期は５月から９月。普通は６・７月が多いようです。ただ秋に咲いているのを見ることがあります。この場合経験上からしますと、ちょっと貧相な感じを受けます。
深谷市でも結構あちこちで見かけます。あまり人を嫌いませんので、芝生のあるところなどをさがすと見つかります。そんな所を見てまわってください。しゃがみこんで、じっと見ているとなぜか微笑んでしまいますよ。きっと。
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これは深谷市の町中の小さな公園で撮ったものです。
こんなたくましいネジバナもいます。