エイザンスミレ
葉だけを見るととてもスミレには見えない、深く切れ込みのある葉を持つスミレです。
山地の木の下に生えるスミレ。花時の葉は5cmほど。大きく3つに深く裂け、さらに細かく裂けています。花が終わると3裂の葉が思いのほか大きくなります。こうなると、花が無いので余慶にスミレとは思えません。
花はスミレの中でも大きいほうで、2~3cm。花の色は白からピンク。花弁が白くても距はピンク色をしていることが多い。その距は短めでかなり太い。
深谷では元花園町の鐘撞堂山に結構あります。4月に入る頃から木の若葉が出る頃までが花期です。
是非、春に鐘撞堂山に登って、エイザンスミレを見つけてみてください。
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花弁は広く隣の花弁と重なり合っています。
花全体も大きなスミレです。
距は短くかなり太い。
花弁が白くても、距はピンク色をしていることが多い。