カルガモ
カルガモは大きな淡水ガモの仲間です。一般的にカモ類はオスとメスでデザインが違いますが、このカルガモは同じです。
地味な色合いで他のカモのメスによく似ています。全体的に茶色で羽根の重なりが波型の模様のように見えます。顔は過眼線やその下のラインが歌舞伎の隈取りのように見えないこともありません。
嘴は黒で先端が黄色なのがカルガモの特徴です。
日本全国で繁殖し、留鳥です。夏に見るカモはほとんどこのカルガモと思っていいでしょう。特に関東以南では。
深谷市では、もちろん一年中見られます。秋から冬場は小さな集団になっていることが多いようですが、繁殖期、繁殖後は夫婦かメスと子供たちで行動しています。
見られるのは水辺、荒川や利根川は勿論、小さな河川でも見られます。池や貯水池でも見ることができます。運が良ければ7月前後、母ガモが可愛い子供を何羽も連れて泳ぐ姿を見ることができるでしょう。
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これは夫婦でしょうか。
冬場はこのように集団でいることが多いようです。
羽の青い部分を翼鏡(よくきょう)と言います。カルガモの翼鏡は青です。
カルガモ、飛翔。
水面から飛び立つ瞬間です。
集団で飛ぶカルガモ。奥の2羽はオナガガモです。他のカモとも集団を組みます。