セグロセキレイ

セグロセキレイ

 セグロセキレイは日本固有の留鳥です。
 スズメより大きくムクドリよりは小さい。体の線も細く尾も細長いのでなかなかスマートな鳥です。
 簡単な色彩です。背中側が黒く、お腹側は白い。背中側は一部、羽が白いのでたたんだ時は一番外側が白くそのまま腹の白につながっています。頭は黒、眉班は白。目から胸にかけては黒。この部分がハクセキレイとの明らかに違うところです。ハクセキレイは過眼線の黒の下は白い頬があります。
 忙しく波型に飛ぶのがセキレイ類の特徴で、飛びながらビービーとよく鳴きます。
 セグロセキレイは一年中見ることができます。平野部の河川や湖、池の周辺にいることが多い。山や海辺には少ないようです。
 
 深谷市でも普通に見られる鳥ですが、やはり水辺です。利根川、荒川の河原はもちろん、小さな川や池の周辺でよく見られます。時には田畑で見ることもあります。スマートな白黒の鳥が、波型に飛んでいるとセグロセキレイかハクセキレイの可能性が高いでしょう。

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セグロセキレイ01


セグロセキレイ02


セグロセキレイ03


セグロセキレイ04セグロセキレイ飛翔


セグロセキレイ05セグロセキレイ、氷上の舞。