キジ
キジは日本の国鳥なのに、昔話にも登場するというのに、狩猟鳥という悲しい運命を背負った鳥です。
キジは鶏大の大きな鳥です。オスは赤いヒレヒレの顔を持ち、尾は長く立派です。メスは目立たない褐色をしています。枯れ草や畑の土の上にいると保護色で見づらいです。
明るい林や田畑、河川敷の草原などでよく見られます。
春の繁殖期にはオスの「ケーンケーン」という鳴き声がよく響きます。また幌打ちという「ドドドド」という羽を激しく打ち付けて音を出します。
深谷市でも街中でなければどこにもいます。林縁や背丈の低い草地、畑地、河川敷などで見ることが多いようです。利根川や荒川の広い河川敷の草地に行ってみるといいでしょう。