キジバト
キジバトは昔ヤマバトなどとも呼ばれていました。それ程平地には多くない鳥だったようです。しかし今では都会の中までいます。ドバトと間違わないでくださいね。ドバトのように集団はあまり組みません。(ドバトとは昔飼われていた伝書鳩が逃げ出して人間の近くで自然繁殖するようになったハトです。寺社や公園に多くいます)
キジバトは全体的に明るい灰色でかすかに赤みを帯びています。黒い羽根の羽縁は赤褐色で羽をたたんでいると黒いベースを赤褐色が取り巻いている瓦のような感じです。首の脇に白黒の鱗模様があるのが特徴です。
デデッポッーデデッポッーなどと聞こえる声で鳴きますが、筆者にはそれが「週休二日制、週休二日制」と聞こえます。聞きなしですが、筆者の切ない願いのなせる技でしょうか。
深谷市ではどこでも見ることができます。ドバトでないハトはまずこのキジバトだと思って差し支えありません。木のある場所が好きなようですが、広い公園や畑地、芝生などに降りて採餌していることも多いです。
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首の脇の白くの鱗模様がよくわかります。
黒いベースの羽根が赤褐色に縁どられているのがよくわかります。
真冬のキジバト。寒いのでしょう。空気を羽根の内にため込み、丸まっています。まるでトトロのよう。
キジバト飛翔。
全身の羽を開いて、急ブレーキ。木にとまる寸前の状態です。