ツグミ
ツグミはヒヨドリよりは小さく、ムクドリと同じくらいの大きさの鳥です。背中側は灰褐色から赤褐色。個体差があります。お腹側は白のベースに黒い小さな班が並び、胸の込んでいるところは黒い帯のようになっています。こちらも班の多さには個体差がかなりあります。頭は背中と同じような色をしています。眉班は太くて薄いクリーム色をしていあます。くちばしは比較的細長い。
ツグミは冬鳥で、渡ってきたての頃は山や森に集団でいることが多く、だんだんと平地の開けた所で見られるようになります。両の翼をだらりと下に落とし、胸を張った姿勢がツグミの特徴です。地鳴きはキュイッキュイッと鳴きます。
深谷市では12月ごろからよく見られるようになりますが、年によっては、年明けになって初めて目にしたこともあります。北への渡去は冬鳥の中では遅く、四月いっぱいは見られるようです。
街の中でも公園などで見られますので、どこでも見られる鳥です。開けた農地や背の低い草地、芝生などでよく見られますので、そんな場所を探しましょう。
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胸を張り、翼をだらりと下げるのはツグミの特徴です。
これは胸の黒班の多い個体。
こちらは胸の班の少ない個体。
背中の模様がよくわかります。
ツグミの飛翔