メジロ
メジロはスズメよりも小さな小鳥です。
頭から背中にかけては黄緑色。眼のまわりに白いリングがあり、それが名前の由来です。喉は黄色で、胸から腹は白っぽい。くちばしは細く、花の蜜を吸ったりするのに役立つ。
日本全国で繁殖しますが、山や北の地方のものは冬季南へ移動する。常緑広葉樹林が最も多い。
普段は小さな虫などを木の枝を廻りながら探して餌にしていますが、秋冬には熟した柿の実をよく食べます。また春には椿や梅や桜の花にやって来て、その蜜を吸います。「梅に鶯」といいますが、実は梅にはメジロがよく似合います。
繁殖期以外は群れを作って移動しながら餌をさがします。カラ類ともよく混群になります。
「チーチーチョイチョイチーチョロリ」などと小声でおしゃべりしているようによく鳴きます。
深谷市では身近な小鳥の一つです。林があるところではもちろんですが、冬には町中の住宅の庭の植え込みなどにもやってきますので、目にした方も多いでしょう。繁殖もしています。
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梅にメジロ。
梅の蜜を吸っています。
晩秋。熟した梅の実を食べるメジロ。
水浴びから上がったところ。まだ水滴がついています。